お知らせ

このページは引っ越しました。
こちら(http://awoni.exp.jp)で更新していますのでぜひお越しください。

2013年7月13日土曜日

露天風呂とアブ

温泉といえば露天風呂ですが浸かってのんびりしていると
少しはなれたところにいる人が突然お湯を
ピシャっとタオルで叩きました。
さらにお湯の中に頭まで沈めたりします。

こんなリラックスできる聖地でどうしたんだろうと思うと



プ~ンと突然耳元で羽音が
そうです。露天風呂の天敵、アブです。

ちょっとちくっとするくらいで
どうということはないのですがなんともいやな気分になります。
アブが怖くてこの季節の露天風呂に入れるか!
と、いつも思ってはいるのですが…


一人旅の主な日程がお盆あたりの自分としては
今年はアブどれだけでてくるかというのが一関心事です。

一番ひいきにしている温泉宿でも
「アブが大量発生していますのでご注意ください」などと
貼紙がされていてがっかりすることもあります。

ここではきっちり露天風呂の脇にハエたたきが用意されていて
常連のおじさんがアブ退治の薀蓄を話していたりします。
なんでもちょっとかすっただけだと気絶してお湯にういているので
そういうのは堅いところでしっかりトドメをさす必要があるとか…
タオルで飛んでいるアブをしとめた人の「どや顔」もみられます。


以前の岩手県の某温泉では
川沿いのいい露天風呂があったのですが、
極端に人が少なく皆内湯で固まっていました。
不思議に思いつつ露天に出てみると
それはそれはよってくるわでさすがに耐え切れず戻りました。
内湯にまで乱入してきていて死骸がたくさん散らかっていました。
温泉宿にとっても頭痛の種でしょう。


虫ですから時間帯によって出現度合いに差があります。
日が暮れればまず出てきません。
朝もそんなにはいなかったと思います。
やはり日中それも夕方が一番ひどいような気がします。
生態学的にはどうなんでしょう?だれか専門の方に聞きたいです。
ネットで探してみてもあまり有効な記事はなかったので
体験からくる感覚的なもので根拠はありません。

数年前、アブをひきつけるランプだったかなにかで
アブ対策ができる旨の記事を見たことがるのですが、
あの季節でもアブの心配なく露天風呂を
楽しめるようにならないものかと毎年思っています。

花巻あちこち(平成23年夏後半)

横手から花巻に向かい
大沢温泉は自炊部ではなく菊水館という旅館部の安いほうに泊まりました。
ゆうても一泊二食での料金は7000円台と非常に良心的です。
建物自体は茅葺屋根の非常に古いものでが
掃除が行きとどいていてなんら問題はありません。

菊水館の料理では夕食1食分をちょっとリッチに
岩手牛の料理を予約していました。

ところが行く一月ほど前、
放射性物質に汚染された稲わらを食べた可能性があるとのことで
岩手県産の牛肉が出荷停止になるという事件がありました。
宿からわざわざ電話があり提供できないとのことで
普通の料理にしてもらいました。


花巻での連泊の中日には
宮沢賢治記念館、宮沢賢治童話村、花巻市博物館に行きました。
バスでいったので全部の施設の高度差が大きく
暑いさなかの登り坂など厳しかったです。
記念館はこのときで3度目くらいですが企画展が
毎回面白く何度いっても楽しめそうです。

花巻市博物館につくころにはバテバテでちょっと消化不良でした。
軽便鉄道の走っている頃の花巻駅の写真やジオラマなどが
印象に残っていて、もう一度行ってみたいです。
その後宿の送迎バスの出ている新花巻の駅まで歩きました。
かなり疲れましたが、気持ちのいいものでした。

宿に帰るとスタッフの方が
「菊水館のまわりでアブに襲われるから気をつけてほしい」とのこと
毎年露天風呂では特に夕方の時間にアブが出て困るのですが、
この年は特にひどかったらしいです。
アブが怖くて露天風呂に入れるかといいたいところなのですが
何とかならんもんでしょうか。


花巻からはJALで伊丹まで飛びます。早割で23000円でした。
今よりだいぶ安いような気がします。

2013年7月12日金曜日

大潟村干拓博物館から松川温泉(平成23年夏前半)

この年もお盆の期間に合わせて東北に一人旅に行きました。
車中一泊と松川温泉二泊と大沢温泉二泊の五泊六日です。

大阪から「きたぐに」に乗り新潟で「いなほ」に乗り換えて秋田着
そこからレンタカーを二日分借りて返却は横手という得意のパターンです。

計画段階では「日本海」で秋田まで直行の予定でしたが、
一か月前の大阪駅の朝10時にいったにもかかわらず
A寝台上段しかとれず「きたぐに」に変更しました。
そういう列車でも廃止されてしまうんですね。


まず行ったのが大潟村干拓博物館です。
この年の一人旅で最も印象に残っています。
「干拓」と「埋立て」の違いってわかりますか?
干拓はただ水を抜くだけで土を盛ったりしません。
いまでも海との境のところでポンプで排水をしています。
これをしないと今でも大潟村は水没してしまうそうです。

広大な干拓地での大規模農業により生産性を高める試みでしたが
完成したころには減反の時代になり評価はパッとしません。
自然破壊の最悪な事例のような言われ方をされたりもしますが、
夢をもって就農した人々の苦労を目の当たりしすると余計に胸が痛みます。


松川温泉峡雲荘自炊部で二泊しました。
間の日は温泉巡りでしたが、雨にたたられた覚えがあります。
いわゆるゲリラ豪雨にもであい車の運転ができないほどでした。
いくつか行った温泉の中で印象にあるのは国見温泉です。
お湯の色が有名でして、エメラルドグリーンというか
入浴剤でも入れないととても出ないような綺麗な色です。


横手でレンタカーを返したときに「横手焼そば」を食べました。
以前なにかで入賞歴のある有名店で食べたのですが、
目玉焼きが乗っている以外は普通でとりたてて印象に残っていません。
二回目のこのときは無名のお店でしたが
前よりおいしかったような気がします。
ゆうてもB級グルメは大好きです。

その後改装中の横手駅から北上線経由で花巻に向かいます。
キリスト教会の聖職者?の比較的若い女性二人組が座っており
「聖書が…」などの単語を織り込ませながら
日ごろの愚痴の様な話をしていました。
そりゃ聖職者(かどうかは不明ですが…)でも愚痴は出ますよね。

2013年7月11日木曜日

JR乗車券の節約法(遠距離逓減制)

これはよく書かれていることなのでご存知の方も多いと思うのですが、
一般に乗り物の料金は遠距離になればなるほど
距離当たりの運賃は安くなります。

例えば東京から博多まで大阪に寄って行く場合、乗車券のみで
大阪を境に2枚に分けると:8510円+9350円=17860円
東京から博多まで1枚で大阪で途中下車:13440円
と、言う按配で4420円も差が出てしまいます。
いま、実際に計算してみて差額にちょっとびっくりしました。

2012年冬の一人旅では日程など様々な制約から
仙台空港から大沢温泉(花巻)、温川温泉(弘前)経由で
新潟空港という行程にしてしまいました。
切符の買い方をケーススタディすると下記通りです。


甲案:計11980円
仙台→新花巻→盛岡→大館→秋田→新潟(JR) : 10500円
大館⇔弘前(JR) : 1480円


乙案:計13240円
仙台→新花巻→盛岡→大館→弘前(JR) : 6410円
弘前→新潟(JR) : 6830円


丙案:計12930円
仙台→新花巻(JR) : 2520円
花巻→盛岡(JR) : 650円
盛岡→弘前(バス) : 2930円
弘前→新潟(JR) : 6830円


実は乗換案内などで普通に出てくるのは新幹線で青森経由なのですが、
この案は特急料金が重荷になるので前提として却下です。

で、採用したのは甲案なのですが、
JR花輪線経由で盛岡→弘前は4時間もかかります。
それに対して高速バスは2時間10分です。
それで1000円ほど節約したっていうのも自慢できる話になっていません。
常識的には丙案が妥当なような気がします。


その他には2009年の冬に
大津京→北陸/羽越/奥羽→青森→東北→東京→新幹線→博多
という壮大な切符も使ったことがあります。
しかも今は亡き「周遊きっぷ」のゆき券扱いで
20%割引だったためかなり安くなったはずです。
もっともJTBで作ってもらったのですがかなり嫌な顔をされました…

と、いうわけでこの制度覚えておくと運賃を
節約できるケースがしばしばあると思います。
ただ、あまり複雑な切符を使おうとすると買う段階で嫌な顔をされ、
検札時に怪訝な顔をされるのに耐える覚悟が必要になります。

2013年7月10日水曜日

JAL/ANA株主優待予約購入の顛末

今回予定を立てている一人旅(2013年夏)では
行きにANAの株主優待、帰りにJALの株主優待を使う予定です。

なにしろ保育園と仕事と夫婦の力関係の事情で
盆と正月くらいしか一人旅には出られません。
この期間はいわゆる「早割」はあるのですが、割引率が低く
日程も一か月前くらいにようやく決まるので、
どうしても株主優待券に頼ることになります。

ところが数年前とはだいぶ事情がかわっているので、
今回の手続き的に気がついたところなどを記そうと思います。

関西→東北の便を例にしていますので、
幹線などとは事情が違うと思います。
その点は予めご了承ください。


まずJALの株主優待ですが、
会社更生法適用から再上場に至り
今年から株主優待券がめでたく復活です。
しかし制度がかわり発行量はかなり減っているようです。
また以前はなかった席数制限が実施されています。

例えば今回使う8/15の花巻→伊丹2180便は運賃が
普通運賃:37400円/先特割引28500円/株主割引18700円
なのですが、6月下旬の時点では株主割引だけ空席なしでした。

このとき実は愕然としていたのですが、
予約変更も可能で取り消し手数料も安いと言う事情から
(先特割引は取り消すと50%も手数料がかかる)
少し様子を見ようと思っていたら
案の定キャンセルが出たようで無事予約することができました。

その後に購入手続きをしてしまおうと思ったところ
「発券用コード」なるものを入力せよと出てきました。
???なにそれ???
以前とは違ってネットでの予約購入時に優待券が必要なのです。
あわてて翌日、会社の近くのチケット屋に走りました。
そして優待券の表面のスクラッチを削って出てくるコードを入力して
ようやく無事購入することができました。



ANAの株主優待は以前とはほとんど変わりありません。
ネットでの予約/購入時に優待券を用意する必要はなく、
搭乗日の手続きまでにどこかで手に入れればいいというものです。
準備をしっかりしないと気が済まない自分としては
安くなるのを待つようなことができず
予約してからすぐ購入してしまいましたが…

嬉しいことにチケット屋での価格は数年前に比べて下がっています。
巨額の第三者割当増資で発行株式が増えた影響で
供給数が増えて市場価格が下がったのだとか。


と、いうわけでJALはかなり使い勝手が悪くなったに比して
ANAはチケット屋での価格も下がり使いやすくなっています。
しかし伊丹⇔花巻、伊丹⇔青森といった
最も使いたい路線ではJALのみなんですよねぇ。

2013年7月9日火曜日

北陸本線の旧型客車:昭和50年代後半

当時の北陸本線では旧型客車を機関車が牽く列車が健在でした。
上野駅でもほとんど見ることができなくなっていたはずで、
懐かしく思いながら乗りました。

青やこげ茶の車両が5両か6両はつながっていたと思うのですが、
乗客は少なく、1車両に数人しか乗っていなかった覚えがあります。
やはり淘汰されるべき非効率なものだったのでしょうか。

ドアは手動で走っている最中でも普通に開いています。
福井駅では停車する直前に飛び降りたりしました。
幼いころ兄がやっていたことを真似したくなたのです。
速度が落ち切らないところで飛び降りてしまったので、
転んで、ケガをするほどではなかったのですが
駅員が飛んできてかなり厳しく怒られました。

トイレはただ穴があいているだけの代物で
覗いてみると枕木とバラストが代わる代わる流れて行きます。
北陸トンネルに近づくとトンネル内では
トイレは使用しないようアナウンスが流れました。

車内はやや暗く扇風機が回っていました。
ただ、このころの夏は今ほど厳しい暑さではなかったと思います。
窓を思いっきり開けていれば充分涼しくて
冷房付きの電車よりも気持ちよかったくらいです。


石川県の金沢と小松の中間くらいに美川という駅があり、
乗っていた鈍行が特急の通過待ちで数分停車しました。
すると一切の音がなくなり人家のまばらな田園地帯の静寂が訪れました。
ホームに降り立ってぼんやりしていると
やがてレールが鳴り出し、遠くから機械音が響いてき
特急が轟音を立てて通過して行きました。
眩しい夏の日の光景が今でもはっきり思い出されます。

数年前通りかかる機会があったので注意してみていましたが、
ちょっと新興住宅街のようになっていてがっかりしました。

北陸本線右往左往:昭和50年代後半

小学校4年生で一人で福井の両親の実家に行ったのですが、
従兄弟や親戚とは遊びもせずに、
周遊券を使ってひたすら鉄道に乗っていました。
その後も数回一人で行きましたが、似たようなことをしていたはずです。

現在の北陸本線は特急と鈍行しか走っていませんが、
このころは特急、急行、快速、鈍行とバラエティ豊かでした。
当時のワイド周遊券では特急には乗れないので、
主に急行に乗って周遊券の範囲の目いっぱいの
糸魚川から敦賀まであちこちいきました。

行ったといっても駅でスタンプを押すくらいで観光等は一切していません。
本当にそのころは列車にのって
車窓を眺めているだけで充分満足だったのです。


糸魚川に行くためには福井から急行「くずりゅう」にのり、
金沢で急行「白馬・しらゆき」というディーゼル急行に乗り換えます。
夕食の時間までには帰る必要があるので、
行って帰ってくるだけで何もしていません。

ちなみに「しらゆき」は金沢発青森行きの急行で、
12時間走りとおす今となっては信じられない列車でした。
併結していた「白馬」も金沢発大糸線経由松本行きで、
いまひとつ趣旨不明な急行でした。


北陸本線だけではなく、周遊券の範囲内のローカル枝線も乗りました。
乗ったのは城端線と氷見線、
今は富山ライトレールとなっている富山港線です。
ほとんど記憶は残っていないのですが、
富山港線の電車は大都市で使い古された国電の古い型でした。
写真で残っていて何回も見たので憶えています。
今度実家に帰ったら探して見つかったらこのページに掲載しようと思います。
(文字ばかりのブログですみません…)

2013年7月8日月曜日

日程検討中その2

嫁と子供の帰省のスケジュールが決定して
こっちの一人旅の日程も決定しました。
いつかこの依存関係を打ち破りたいところです。

旅というものは計画段階も非常に楽しく
その過程を書くことがこのブログの目的でもあったので、
行程が決定してしまうとひと段落です。


仕事が心配ですが今月のペースをみていくと
何とかなるだろうということで
8/9はお休みを頂きこの日スタートとします。
嫁と子供は10時過ぎの便で行きますので、
そのあとのANAの便で仙台に向かいます。

馬鹿の一つ覚えのように株主優待で予約/購入しました。
現状チケット屋で5000円弱で売っていて
旅割より3000円ほど安い勘定になります。
ネットオークションとかだともっと安く手に入るのかもしれませんが、
あまり慣れない手段をとるのも危険なのでちょっと割高でも仕方ありません。

ANAの予約は従来通りで簡単にできました。
優待券自体も搭乗日までに入手すればいいとのこと。
JALのように席数が制限が厳しかったり、
予約時にコード入れろとか言ってこなくて楽でした。

会社の近くのチケットショップは毎日のように覗いていますが、
JALの株主優待は最近売り切れています。
会社更生法適用から再上場に至って株主数減って
流通量が減っているってことなんでしょうか。

宿はまだ決定していませんが、
滑川温泉福島屋に初めて泊まりたいと思っています。
なかなか予約を取りづらいのですが9日だったらまだいけそうです。
その他定番の大沢温泉、温川温泉あたりかな。
とりあえず予約状況だけは聞いておきました。

関西に帰ってくるのが15日なので
6泊7日ということになり近年で最長です。
以前は遠慮して数日家にいて掃除とかしていたのですが、
暑いだけではかどらないし、もうなげやりです。

初めての一人旅:福井へ(S56夏)

初めて一人旅のようなものをしたのは
小学校4年生のとき両親の実家の福井へ行ったときです。

北陸ワイド周遊券を使っていきました。
乗った新幹線は「ひかり111号」でなぜか明確に覚えています。
博多行で新大阪以降は各駅停車だったと思います。

東京駅に行くと新幹線は見慣れた青とグレーの座席ではなく
オレンジに黒い縦じまの入ったものでした。それだけで興奮しました。
ちょうどこのくらいの頃から内装が変わったのだと思います。
ただし3人がけの列は回転できなくて、
車両の半分を境に後ろ向きに固定されていたと記憶しています。

新幹線の車内で自宅に電話をかけようとしました。
どうも自宅は不在だったようで数百円投入したので
どうなるのか心配で交換の方に聞いたら
「大丈夫ですもどりますよ」といわれたのを憶えています。
電話をしたのは別に心細かったわけではなく
ただ新幹線から電話をしてみたかっただけです。


名古屋からは特急「しらさぎ」で福井まで行きます。
乗換の名古屋の駅は大きかったですが
特に迷うこともなく不安になった覚えはありません。

米原で進行方向が変わるのですが、
皆さん声を掛け合って席を回転させたのを覚えています。
こういう光景は最近ないようで
先日も秋田から「こまち」に乗ったのですが、
大曲まで皆さんおとなしく進行方向に背を向けて座っていました。

福井駅についてもう一度公衆電話で自宅にかけました。
通じはしたのですが数秒で切れてしまい何も話せませんでした。
10円玉をたくさん入れておくという方法を知らなかったためです。
結局30円くらい使って不首尾に終わったはずです。


両親の実家に行ってからは
従弟などとは遊ばず一人で鉄道に乗りにいっていました。
周遊券があったからいくら乗っても追加でお金はかかりません。
このときかどうかは忘れましたが糸魚川までいった覚えがあります。

親類からは「大きな時刻表を抱えて
いつのまにかいなくなっている奇特な子」と
いわれていて今おもえば申し訳ないような気がします。
数年前に法事で福井にいったところ、
「あの一人遊びの子か」と言われて根深いものだと思いました。


帰ってきてから夏休みの宿題で一人旅のことを書きました。
4年生で一人で東京から福井まで行ってしまったのは
ある意味マズいかと思ったのですが、先生は褒めてくれました。
クラスの皆に地図を開かせてルートを発表する羽目になりました。

2013年7月7日日曜日

花巻から小牧へ(H24 8/15)

この日は関西への帰路になります。
計画段階でかなりいろいろ検討したのですが、
フジドリームエアラインズ(以下FDAと略す)の
花巻→小牧名古屋便を使いました。

朝9時頃の便なので、宿の近を7時過ぎにでるバスに乗る必要があり
前の日のうちに清算を済ませて宿を出ました。


FDAはあまり聞いたことがない人が多いと思いますが、
富士山静岡空港の開設を期に静岡県下の資本で設立された
新興の航空会社で静岡/小牧名古屋空港を拠点に運航されています。

予約したときにはそれほど安い料金の席はなかったのですが、
それでもJALの花巻→伊丹便よりははるかに安く
ぜひ一回使ってみようという気になりました。

名古屋小牧空港(県営名古屋空港)は
いまとなってはこのFDA専用の空港のようです。
セントレアよりは市内に近いですし便利ではないでしょうか。

FDAはサービスもなかなかいいです。
お茶やお菓子などは別になくてもいいですが、
やはりあると得した気になります。
小さい飛行機もいいですしLCCのような制約も多くないです。
そんなわけでだいぶ気に入りました。

他に気になるサービスは小牧空港に5間日車をとめても無料というもの。
我が家からはかなり遠いですが、考えようによっては伊丹空港まで電車、
バスで行くよりも楽かもしれません。
例えば今後3日ほど自由時間をもらえるようなことがあったら、
FDAの早めの予約の安い切符とこれをあわせれば、
花巻にかなり安くいけるのではないかと画策しています。


小牧についてからは近鉄で奈良まで帰りました。
せっかくここまで安くあげたのに新幹線を使っては元も子もありません。
名古屋駅の地下で株主優待の一日乗車券を買って急行に乗りました。
千数百円で買えた覚えがあります。

もっとも伊勢中川からは急行に乗ろうとすると
あまりに待ち時間が多くなるため結局有料特急に乗ってしまいました。
さすがにここら辺までくると早く帰りたくなってしまいます。

レンタカー利用法

小学生の頃から鉄道で一人旅をしてきました。
中学生くらいまではただ列車に乗って
車窓を眺めているだけで充分楽しかったのですが、
年を経てご多分にもれず歴史や温泉といった
他の旅のテーマにも重きを置くようになりました。

このような施設は鉄道の駅からは離れたところに
位置するものが多く、公共交通手段だけの利用では
時間的にも肉体的にもかなりの制限を強いることになります。
したがって三十路に達する頃からはレンタカーを
積極的に利用するようになりました。


使うのは主にトヨタレンタカーです。
たいした理由はないのですがトヨタの車は昔から好きですし、
家の車もヴィッツなので乗りなれているということもあります。
そういうわけでほとんどヴィッツを指定しています。
毎年行っている東北の岩手、秋田県下の店舗は
だいたいどこにあるか記憶してしまいました。

いつも相応に新しい車両で整備などは
まったく心配がないところも好印象です。
以前他のレンタカー会社を使ったら使い古された車両で
車内も少し汚れていたので残念に思ったことがあります。


唯一利用法といえるようなものは乗り捨て制度の利用です。
借りた店舗の同一都府県内で店舗に返却しても
料金は変わらないので毎回利用というかほとんど悪用です。

なにしろ秋田県も岩手県もやたらと大きいです。
横手→大館、盛岡→一関、秋田→田沢湖というように
列車で行けば数千円かかってしまうような距離を
この制度を使って稼がせてもらっています。

回送するレンタカー会社の方には申し訳ないですが、
今年(2013年)の夏もこの制度を利用させていただこうと思っています。


最近は安いレンタカーの会社が出てきているようです。
確かに現状の料金に不満がないわけではないのですが、
車は怖いものなので安易には乗り換えられません。
当分はトヨタレンカーにお世話になろうと思います。