お知らせ

このページは引っ越しました。
こちら(http://awoni.exp.jp)で更新していますのでぜひお越しください。

2013年7月29日月曜日

引っ越します

しばらく更新が止まっていましたが、
WordPressの勉強をしていまして、
ようやく公開できるところまでこぎつけましたのでそちらに引越します。

URLはこちらです。
http://awoni.exp.jp/

ブックマークなどされている方が万が一いらっしゃいましたら、
今後ともよろしくお願いします。

2013年7月20日土曜日

旅先での過ごし方

旅に出ればなにかと行動しないと気が済まない人は多いと思います。
以前は何かしら観光地のようなところに出かけてしまっていたのですが、
今年はできるだけただゆっくり過ごしてみようかと考えています。

10年少し前に岩手県の大沢温泉という自炊のできる湯治宿に
友達に連れて行ってもらいました。
低料金で一人でも気兼ねなく泊まれることから大ファンとなり、
最近は毎年泊まっています。
湯治といえば何週間も滞在するのが本来の趣旨ですが、
日程に余裕のない立場としては多くて2泊というところでした。


ゆうても行きたいところはたくさんありました。
以前はレンタカーで行くケースが多かったので、
東方面では釜石や遠野、北は八幡平、西は湯沢あたり
(南はいったことがありません…)まで往復しました。
今年は足がないのとこの周辺はもう行きつくした感があり、
鷹揚に過ごしてみようという気になっています。


今年は3泊と余裕のスケジュールで中2日あります。
一日は去年と同じように北上のさくら野百貨店に行き映画を見ようと思います。
なにをみるかというと「風立ちぬ」です。
イクメン生活ではなかなか見れないんですよね。こういうの
ポケモンとかドラえもんとかは散々見たのですが…

もう一日は思い切ってどこにもいかず
部屋で読書でもしながら本当に何もしないというのにチャレンジしてみたいです。
気が向いたときに温泉に入り宿の近くをお散歩したりして、
どのくらい退屈せずに過ごせるか、我ながら楽しみです。

2013年7月16日火曜日

秋乃宮博物館と阿仁銀山(平成22年夏)

この年は大阪から寝台特急「日本海」でまず秋田まで行きました。
ことのときのダイヤでは秋田着5時台で、
乗り継ぎの関係で待ち時間が長く
早朝の大曲駅のベンチでぼんやりしていたおぼえがあります。

その後秋田内陸縦貫鉄道で阿仁合まで行き、
阿仁異人館・伝承館という資料館に行きました。

以前行った尾去沢や院内ほど展示物は充実はしていという印象です。
ただ、熱心に展示物を読んでいると館員の方に声をかけられ、
秋田大学の鉱業博物館を紹介してもらいました。
2年後に行くことになるのですが
それが最大の成果だったかもしれません。

帰りの列車は大雨のために徐行運転になり、
角館からの「こまち」に間に合うかひやひやしましたが
なんとか間に合いました。

その後は松川温泉に一泊と大沢温泉に二泊のスケジュールで、
秋田県南部の湯沢周辺まで足を延ばして、
泥湯温泉、秋の宮温泉郷あたりまで温泉巡りをしました。


非常に気にいったのは秋乃宮博物館というところです。
廃屋と見まごうような民家を改造した建物でした。
人気がなくて困ったのですが、しばらくするとおばあさんが出てきて
「昨日の大雨で温泉は入れません」と言います。
あれ?博物館ですよね?と思ったのですが、
入場料で川沿いの半露天風呂にも入れるのだそうです。

お風呂はほかで充分入ったので館内を見学できれば充分です。
展示物は昭和中期くらいの生活用品など
何気ないものが所せましと並べており
なにもかも懐かしい感じで掘り出し物を見つけた気分でした。
一枚の色あせた浴衣のポスターに見入ったりして
かなりの時間を過ごしました。

帰り際にお茶をごちそうになり、秋の宮を後にしました。
今調べてみると残念ながらすでに閉館してしまったようです。
高齢の方の私蔵コレクションのようなものだったらしく
最後に行くことができて本当によかったと思います。


その後「十文字ラーメン」という
有名なご当地ラーメン食べに行ったのですが
お盆の最終日で非常に混雑していて一時間ほど待たされました。
ラーメン自体は非常においしかったのですが
レンタカーの返却時間に気を取られ
家の鍵の入ったリュックを店に忘れるという大失態を犯しました。

翌日は仙台空港から帰るだけの余裕を持たせたスケジュールでしたので、
もういちどレンタカーを借りて取に行きましたが
夕食は味がしないわ温泉に入っても落ち着かないわで散々でした。
この年どうもトラブルの多い冴えない一人旅だった気がします。

2013年7月15日月曜日

島ヶ原温泉やぶっちゃの湯(2013/7/15)

3連休は特にお出かけの予定もしていなかったのですが、
子ども二人も退屈そうなので一念発起して、
京都、奈良県境に近い三重県の島ヶ原温泉やぶっちゃの湯にいきました。

木津川沿いの走っていて非常に気持ちのよい国道をとおり
家から一時間ほどでつきます。
市町村合併で伊賀市の施設となっています。
立ち寄り温泉を中心にオートキャンプ場などいろいろあります。


事前に調べたところ水遊び場があるということで
川で水遊びができるものと思って行ったのですが、
下記とおり普通のプールのようなものでした。
水着などもっていなかったのでパスして
芝生の広場などで遊んでいました。


水遊び場
水遊び場
芝生公園

































芝生で少し駆けずり回った後もう温泉に行こうという話しになりました。
毎年一回くらいのペースで数回きていますがいつも混雑しています。
今日は普通に混雑している程度ですが、
以前は温泉は入場制限がかかっていたり、
駐車場に入りきらず遠くにとめさせられたりで大盛況です。


やぶっちゃの湯前景

温泉は無色透明の特に特徴のあるものではありませんが
等張性という浸透圧が人間の体液とほぼ同等で
湯疲れしにくいというものだそうです。

小さめのかけ流しの源泉風呂の浴槽があり、
ご多分にもれず一番混雑しているのですが、
たまたまスペースが残っていて長男と入りました。
「一人10分~15分でお願いします」という貼紙がしてあり、
どこでもそうなんですよね。

長男に拒絶され遺憾ながらサウナには入れず
露天、内湯と回ってあがりました。

待合所のジュースバーや食堂なども充実していて
程よい距離にあるため今日のような
1日お出かけしたいような日にちょうどいいところです。



2013年7月14日日曜日

寝台特急「さくら」乗車の思い出(平成9年頃)

「さくら」といえばいまや新大阪発鹿児島中央行きの
新幹線の愛称となっていますが、
長らく東京から長崎・佐世保行きの寝台特急の愛称でした。
どちらかというと東北や北海道に惹かれていた自分ですが
一回だけ乗った「さくら」のことをよく思い出します。

たしか平成9年頃だったと思います。
会社の工場見学の一環で金曜日に山口県にいったあと
一泊して現地で解散となりました。
当時は行ったことのなかった九州まで行き
「さくら」で戻るという計画を立てました。
バブルは崩壊していたもののまだ経費のしめつけがゆるい頃でした。

行きは生まれてはじめての飛行機でした。
当時25歳くらいだったはずですが、
旅好きなはずなのにきわめて遅い飛行機デビューです。
これも列車好きの反映なのかもしれません。

工場見学が終わり宇部で一泊した後鈍行で九州に向かいます。
関門トンネルをくぐり九州に初上陸したあと博多に向かいます。
北九州の工業地帯がひどく黒ずんで暗く見えたのを覚えています。


博多でラーメンを食べていよいよ「さくら」に乗ります。
車内は下段すらちらほら埋まっている程度の閑散とした状況でした。
なにかちゃんとしたものを食べたいと思っていたのですが、
車内販売などなく途方に暮れてしまいました。

食堂車は連結されていたもののすでに
「食堂」としての営業はしていなく
レトルトのおでんか何かを売っていたような気がします。
テーブルと椅子だけの置かれた人気のない食堂車はひどくわびしいものでした。
結局何を食べたかは覚えていないのですが、
人気の凋落した寝台特急の一面を現した状況だったと思います。

門司で数分停車するのでホームに降り立ちました。
ゆるやかにカーブしているやたらと長い人気のないホームに
ひっそりと停車している「さくら」のたたずまいが印象に残っています。

その後は前日にかなり疲れていたせいかよく寝たようです。
静岡あたりを過ぎると完全に目が覚めたのですが、
案外に退屈したのを覚えています。
当時は相模原市に住んでいたので、
横浜で降りて家に向かいました。

すでに寝台特急として終末に近いころの
「さくら」の少し切ない思い出です。

2013年7月13日土曜日

露天風呂とアブ

温泉といえば露天風呂ですが浸かってのんびりしていると
少しはなれたところにいる人が突然お湯を
ピシャっとタオルで叩きました。
さらにお湯の中に頭まで沈めたりします。

こんなリラックスできる聖地でどうしたんだろうと思うと



プ~ンと突然耳元で羽音が
そうです。露天風呂の天敵、アブです。

ちょっとちくっとするくらいで
どうということはないのですがなんともいやな気分になります。
アブが怖くてこの季節の露天風呂に入れるか!
と、いつも思ってはいるのですが…


一人旅の主な日程がお盆あたりの自分としては
今年はアブどれだけでてくるかというのが一関心事です。

一番ひいきにしている温泉宿でも
「アブが大量発生していますのでご注意ください」などと
貼紙がされていてがっかりすることもあります。

ここではきっちり露天風呂の脇にハエたたきが用意されていて
常連のおじさんがアブ退治の薀蓄を話していたりします。
なんでもちょっとかすっただけだと気絶してお湯にういているので
そういうのは堅いところでしっかりトドメをさす必要があるとか…
タオルで飛んでいるアブをしとめた人の「どや顔」もみられます。


以前の岩手県の某温泉では
川沿いのいい露天風呂があったのですが、
極端に人が少なく皆内湯で固まっていました。
不思議に思いつつ露天に出てみると
それはそれはよってくるわでさすがに耐え切れず戻りました。
内湯にまで乱入してきていて死骸がたくさん散らかっていました。
温泉宿にとっても頭痛の種でしょう。


虫ですから時間帯によって出現度合いに差があります。
日が暮れればまず出てきません。
朝もそんなにはいなかったと思います。
やはり日中それも夕方が一番ひどいような気がします。
生態学的にはどうなんでしょう?だれか専門の方に聞きたいです。
ネットで探してみてもあまり有効な記事はなかったので
体験からくる感覚的なもので根拠はありません。

数年前、アブをひきつけるランプだったかなにかで
アブ対策ができる旨の記事を見たことがるのですが、
あの季節でもアブの心配なく露天風呂を
楽しめるようにならないものかと毎年思っています。

花巻あちこち(平成23年夏後半)

横手から花巻に向かい
大沢温泉は自炊部ではなく菊水館という旅館部の安いほうに泊まりました。
ゆうても一泊二食での料金は7000円台と非常に良心的です。
建物自体は茅葺屋根の非常に古いものでが
掃除が行きとどいていてなんら問題はありません。

菊水館の料理では夕食1食分をちょっとリッチに
岩手牛の料理を予約していました。

ところが行く一月ほど前、
放射性物質に汚染された稲わらを食べた可能性があるとのことで
岩手県産の牛肉が出荷停止になるという事件がありました。
宿からわざわざ電話があり提供できないとのことで
普通の料理にしてもらいました。


花巻での連泊の中日には
宮沢賢治記念館、宮沢賢治童話村、花巻市博物館に行きました。
バスでいったので全部の施設の高度差が大きく
暑いさなかの登り坂など厳しかったです。
記念館はこのときで3度目くらいですが企画展が
毎回面白く何度いっても楽しめそうです。

花巻市博物館につくころにはバテバテでちょっと消化不良でした。
軽便鉄道の走っている頃の花巻駅の写真やジオラマなどが
印象に残っていて、もう一度行ってみたいです。
その後宿の送迎バスの出ている新花巻の駅まで歩きました。
かなり疲れましたが、気持ちのいいものでした。

宿に帰るとスタッフの方が
「菊水館のまわりでアブに襲われるから気をつけてほしい」とのこと
毎年露天風呂では特に夕方の時間にアブが出て困るのですが、
この年は特にひどかったらしいです。
アブが怖くて露天風呂に入れるかといいたいところなのですが
何とかならんもんでしょうか。


花巻からはJALで伊丹まで飛びます。早割で23000円でした。
今よりだいぶ安いような気がします。

2013年7月12日金曜日

大潟村干拓博物館から松川温泉(平成23年夏前半)

この年もお盆の期間に合わせて東北に一人旅に行きました。
車中一泊と松川温泉二泊と大沢温泉二泊の五泊六日です。

大阪から「きたぐに」に乗り新潟で「いなほ」に乗り換えて秋田着
そこからレンタカーを二日分借りて返却は横手という得意のパターンです。

計画段階では「日本海」で秋田まで直行の予定でしたが、
一か月前の大阪駅の朝10時にいったにもかかわらず
A寝台上段しかとれず「きたぐに」に変更しました。
そういう列車でも廃止されてしまうんですね。


まず行ったのが大潟村干拓博物館です。
この年の一人旅で最も印象に残っています。
「干拓」と「埋立て」の違いってわかりますか?
干拓はただ水を抜くだけで土を盛ったりしません。
いまでも海との境のところでポンプで排水をしています。
これをしないと今でも大潟村は水没してしまうそうです。

広大な干拓地での大規模農業により生産性を高める試みでしたが
完成したころには減反の時代になり評価はパッとしません。
自然破壊の最悪な事例のような言われ方をされたりもしますが、
夢をもって就農した人々の苦労を目の当たりしすると余計に胸が痛みます。


松川温泉峡雲荘自炊部で二泊しました。
間の日は温泉巡りでしたが、雨にたたられた覚えがあります。
いわゆるゲリラ豪雨にもであい車の運転ができないほどでした。
いくつか行った温泉の中で印象にあるのは国見温泉です。
お湯の色が有名でして、エメラルドグリーンというか
入浴剤でも入れないととても出ないような綺麗な色です。


横手でレンタカーを返したときに「横手焼そば」を食べました。
以前なにかで入賞歴のある有名店で食べたのですが、
目玉焼きが乗っている以外は普通でとりたてて印象に残っていません。
二回目のこのときは無名のお店でしたが
前よりおいしかったような気がします。
ゆうてもB級グルメは大好きです。

その後改装中の横手駅から北上線経由で花巻に向かいます。
キリスト教会の聖職者?の比較的若い女性二人組が座っており
「聖書が…」などの単語を織り込ませながら
日ごろの愚痴の様な話をしていました。
そりゃ聖職者(かどうかは不明ですが…)でも愚痴は出ますよね。

2013年7月11日木曜日

JR乗車券の節約法(遠距離逓減制)

これはよく書かれていることなのでご存知の方も多いと思うのですが、
一般に乗り物の料金は遠距離になればなるほど
距離当たりの運賃は安くなります。

例えば東京から博多まで大阪に寄って行く場合、乗車券のみで
大阪を境に2枚に分けると:8510円+9350円=17860円
東京から博多まで1枚で大阪で途中下車:13440円
と、言う按配で4420円も差が出てしまいます。
いま、実際に計算してみて差額にちょっとびっくりしました。

2012年冬の一人旅では日程など様々な制約から
仙台空港から大沢温泉(花巻)、温川温泉(弘前)経由で
新潟空港という行程にしてしまいました。
切符の買い方をケーススタディすると下記通りです。


甲案:計11980円
仙台→新花巻→盛岡→大館→秋田→新潟(JR) : 10500円
大館⇔弘前(JR) : 1480円


乙案:計13240円
仙台→新花巻→盛岡→大館→弘前(JR) : 6410円
弘前→新潟(JR) : 6830円


丙案:計12930円
仙台→新花巻(JR) : 2520円
花巻→盛岡(JR) : 650円
盛岡→弘前(バス) : 2930円
弘前→新潟(JR) : 6830円


実は乗換案内などで普通に出てくるのは新幹線で青森経由なのですが、
この案は特急料金が重荷になるので前提として却下です。

で、採用したのは甲案なのですが、
JR花輪線経由で盛岡→弘前は4時間もかかります。
それに対して高速バスは2時間10分です。
それで1000円ほど節約したっていうのも自慢できる話になっていません。
常識的には丙案が妥当なような気がします。


その他には2009年の冬に
大津京→北陸/羽越/奥羽→青森→東北→東京→新幹線→博多
という壮大な切符も使ったことがあります。
しかも今は亡き「周遊きっぷ」のゆき券扱いで
20%割引だったためかなり安くなったはずです。
もっともJTBで作ってもらったのですがかなり嫌な顔をされました…

と、いうわけでこの制度覚えておくと運賃を
節約できるケースがしばしばあると思います。
ただ、あまり複雑な切符を使おうとすると買う段階で嫌な顔をされ、
検札時に怪訝な顔をされるのに耐える覚悟が必要になります。

2013年7月10日水曜日

JAL/ANA株主優待予約購入の顛末

今回予定を立てている一人旅(2013年夏)では
行きにANAの株主優待、帰りにJALの株主優待を使う予定です。

なにしろ保育園と仕事と夫婦の力関係の事情で
盆と正月くらいしか一人旅には出られません。
この期間はいわゆる「早割」はあるのですが、割引率が低く
日程も一か月前くらいにようやく決まるので、
どうしても株主優待券に頼ることになります。

ところが数年前とはだいぶ事情がかわっているので、
今回の手続き的に気がついたところなどを記そうと思います。

関西→東北の便を例にしていますので、
幹線などとは事情が違うと思います。
その点は予めご了承ください。


まずJALの株主優待ですが、
会社更生法適用から再上場に至り
今年から株主優待券がめでたく復活です。
しかし制度がかわり発行量はかなり減っているようです。
また以前はなかった席数制限が実施されています。

例えば今回使う8/15の花巻→伊丹2180便は運賃が
普通運賃:37400円/先特割引28500円/株主割引18700円
なのですが、6月下旬の時点では株主割引だけ空席なしでした。

このとき実は愕然としていたのですが、
予約変更も可能で取り消し手数料も安いと言う事情から
(先特割引は取り消すと50%も手数料がかかる)
少し様子を見ようと思っていたら
案の定キャンセルが出たようで無事予約することができました。

その後に購入手続きをしてしまおうと思ったところ
「発券用コード」なるものを入力せよと出てきました。
???なにそれ???
以前とは違ってネットでの予約購入時に優待券が必要なのです。
あわてて翌日、会社の近くのチケット屋に走りました。
そして優待券の表面のスクラッチを削って出てくるコードを入力して
ようやく無事購入することができました。



ANAの株主優待は以前とはほとんど変わりありません。
ネットでの予約/購入時に優待券を用意する必要はなく、
搭乗日の手続きまでにどこかで手に入れればいいというものです。
準備をしっかりしないと気が済まない自分としては
安くなるのを待つようなことができず
予約してからすぐ購入してしまいましたが…

嬉しいことにチケット屋での価格は数年前に比べて下がっています。
巨額の第三者割当増資で発行株式が増えた影響で
供給数が増えて市場価格が下がったのだとか。


と、いうわけでJALはかなり使い勝手が悪くなったに比して
ANAはチケット屋での価格も下がり使いやすくなっています。
しかし伊丹⇔花巻、伊丹⇔青森といった
最も使いたい路線ではJALのみなんですよねぇ。

2013年7月9日火曜日

北陸本線の旧型客車:昭和50年代後半

当時の北陸本線では旧型客車を機関車が牽く列車が健在でした。
上野駅でもほとんど見ることができなくなっていたはずで、
懐かしく思いながら乗りました。

青やこげ茶の車両が5両か6両はつながっていたと思うのですが、
乗客は少なく、1車両に数人しか乗っていなかった覚えがあります。
やはり淘汰されるべき非効率なものだったのでしょうか。

ドアは手動で走っている最中でも普通に開いています。
福井駅では停車する直前に飛び降りたりしました。
幼いころ兄がやっていたことを真似したくなたのです。
速度が落ち切らないところで飛び降りてしまったので、
転んで、ケガをするほどではなかったのですが
駅員が飛んできてかなり厳しく怒られました。

トイレはただ穴があいているだけの代物で
覗いてみると枕木とバラストが代わる代わる流れて行きます。
北陸トンネルに近づくとトンネル内では
トイレは使用しないようアナウンスが流れました。

車内はやや暗く扇風機が回っていました。
ただ、このころの夏は今ほど厳しい暑さではなかったと思います。
窓を思いっきり開けていれば充分涼しくて
冷房付きの電車よりも気持ちよかったくらいです。


石川県の金沢と小松の中間くらいに美川という駅があり、
乗っていた鈍行が特急の通過待ちで数分停車しました。
すると一切の音がなくなり人家のまばらな田園地帯の静寂が訪れました。
ホームに降り立ってぼんやりしていると
やがてレールが鳴り出し、遠くから機械音が響いてき
特急が轟音を立てて通過して行きました。
眩しい夏の日の光景が今でもはっきり思い出されます。

数年前通りかかる機会があったので注意してみていましたが、
ちょっと新興住宅街のようになっていてがっかりしました。

北陸本線右往左往:昭和50年代後半

小学校4年生で一人で福井の両親の実家に行ったのですが、
従兄弟や親戚とは遊びもせずに、
周遊券を使ってひたすら鉄道に乗っていました。
その後も数回一人で行きましたが、似たようなことをしていたはずです。

現在の北陸本線は特急と鈍行しか走っていませんが、
このころは特急、急行、快速、鈍行とバラエティ豊かでした。
当時のワイド周遊券では特急には乗れないので、
主に急行に乗って周遊券の範囲の目いっぱいの
糸魚川から敦賀まであちこちいきました。

行ったといっても駅でスタンプを押すくらいで観光等は一切していません。
本当にそのころは列車にのって
車窓を眺めているだけで充分満足だったのです。


糸魚川に行くためには福井から急行「くずりゅう」にのり、
金沢で急行「白馬・しらゆき」というディーゼル急行に乗り換えます。
夕食の時間までには帰る必要があるので、
行って帰ってくるだけで何もしていません。

ちなみに「しらゆき」は金沢発青森行きの急行で、
12時間走りとおす今となっては信じられない列車でした。
併結していた「白馬」も金沢発大糸線経由松本行きで、
いまひとつ趣旨不明な急行でした。


北陸本線だけではなく、周遊券の範囲内のローカル枝線も乗りました。
乗ったのは城端線と氷見線、
今は富山ライトレールとなっている富山港線です。
ほとんど記憶は残っていないのですが、
富山港線の電車は大都市で使い古された国電の古い型でした。
写真で残っていて何回も見たので憶えています。
今度実家に帰ったら探して見つかったらこのページに掲載しようと思います。
(文字ばかりのブログですみません…)

2013年7月8日月曜日

日程検討中その2

嫁と子供の帰省のスケジュールが決定して
こっちの一人旅の日程も決定しました。
いつかこの依存関係を打ち破りたいところです。

旅というものは計画段階も非常に楽しく
その過程を書くことがこのブログの目的でもあったので、
行程が決定してしまうとひと段落です。


仕事が心配ですが今月のペースをみていくと
何とかなるだろうということで
8/9はお休みを頂きこの日スタートとします。
嫁と子供は10時過ぎの便で行きますので、
そのあとのANAの便で仙台に向かいます。

馬鹿の一つ覚えのように株主優待で予約/購入しました。
現状チケット屋で5000円弱で売っていて
旅割より3000円ほど安い勘定になります。
ネットオークションとかだともっと安く手に入るのかもしれませんが、
あまり慣れない手段をとるのも危険なのでちょっと割高でも仕方ありません。

ANAの予約は従来通りで簡単にできました。
優待券自体も搭乗日までに入手すればいいとのこと。
JALのように席数が制限が厳しかったり、
予約時にコード入れろとか言ってこなくて楽でした。

会社の近くのチケットショップは毎日のように覗いていますが、
JALの株主優待は最近売り切れています。
会社更生法適用から再上場に至って株主数減って
流通量が減っているってことなんでしょうか。

宿はまだ決定していませんが、
滑川温泉福島屋に初めて泊まりたいと思っています。
なかなか予約を取りづらいのですが9日だったらまだいけそうです。
その他定番の大沢温泉、温川温泉あたりかな。
とりあえず予約状況だけは聞いておきました。

関西に帰ってくるのが15日なので
6泊7日ということになり近年で最長です。
以前は遠慮して数日家にいて掃除とかしていたのですが、
暑いだけではかどらないし、もうなげやりです。

初めての一人旅:福井へ(S56夏)

初めて一人旅のようなものをしたのは
小学校4年生のとき両親の実家の福井へ行ったときです。

北陸ワイド周遊券を使っていきました。
乗った新幹線は「ひかり111号」でなぜか明確に覚えています。
博多行で新大阪以降は各駅停車だったと思います。

東京駅に行くと新幹線は見慣れた青とグレーの座席ではなく
オレンジに黒い縦じまの入ったものでした。それだけで興奮しました。
ちょうどこのくらいの頃から内装が変わったのだと思います。
ただし3人がけの列は回転できなくて、
車両の半分を境に後ろ向きに固定されていたと記憶しています。

新幹線の車内で自宅に電話をかけようとしました。
どうも自宅は不在だったようで数百円投入したので
どうなるのか心配で交換の方に聞いたら
「大丈夫ですもどりますよ」といわれたのを憶えています。
電話をしたのは別に心細かったわけではなく
ただ新幹線から電話をしてみたかっただけです。


名古屋からは特急「しらさぎ」で福井まで行きます。
乗換の名古屋の駅は大きかったですが
特に迷うこともなく不安になった覚えはありません。

米原で進行方向が変わるのですが、
皆さん声を掛け合って席を回転させたのを覚えています。
こういう光景は最近ないようで
先日も秋田から「こまち」に乗ったのですが、
大曲まで皆さんおとなしく進行方向に背を向けて座っていました。

福井駅についてもう一度公衆電話で自宅にかけました。
通じはしたのですが数秒で切れてしまい何も話せませんでした。
10円玉をたくさん入れておくという方法を知らなかったためです。
結局30円くらい使って不首尾に終わったはずです。


両親の実家に行ってからは
従弟などとは遊ばず一人で鉄道に乗りにいっていました。
周遊券があったからいくら乗っても追加でお金はかかりません。
このときかどうかは忘れましたが糸魚川までいった覚えがあります。

親類からは「大きな時刻表を抱えて
いつのまにかいなくなっている奇特な子」と
いわれていて今おもえば申し訳ないような気がします。
数年前に法事で福井にいったところ、
「あの一人遊びの子か」と言われて根深いものだと思いました。


帰ってきてから夏休みの宿題で一人旅のことを書きました。
4年生で一人で東京から福井まで行ってしまったのは
ある意味マズいかと思ったのですが、先生は褒めてくれました。
クラスの皆に地図を開かせてルートを発表する羽目になりました。

2013年7月7日日曜日

花巻から小牧へ(H24 8/15)

この日は関西への帰路になります。
計画段階でかなりいろいろ検討したのですが、
フジドリームエアラインズ(以下FDAと略す)の
花巻→小牧名古屋便を使いました。

朝9時頃の便なので、宿の近を7時過ぎにでるバスに乗る必要があり
前の日のうちに清算を済ませて宿を出ました。


FDAはあまり聞いたことがない人が多いと思いますが、
富士山静岡空港の開設を期に静岡県下の資本で設立された
新興の航空会社で静岡/小牧名古屋空港を拠点に運航されています。

予約したときにはそれほど安い料金の席はなかったのですが、
それでもJALの花巻→伊丹便よりははるかに安く
ぜひ一回使ってみようという気になりました。

名古屋小牧空港(県営名古屋空港)は
いまとなってはこのFDA専用の空港のようです。
セントレアよりは市内に近いですし便利ではないでしょうか。

FDAはサービスもなかなかいいです。
お茶やお菓子などは別になくてもいいですが、
やはりあると得した気になります。
小さい飛行機もいいですしLCCのような制約も多くないです。
そんなわけでだいぶ気に入りました。

他に気になるサービスは小牧空港に5間日車をとめても無料というもの。
我が家からはかなり遠いですが、考えようによっては伊丹空港まで電車、
バスで行くよりも楽かもしれません。
例えば今後3日ほど自由時間をもらえるようなことがあったら、
FDAの早めの予約の安い切符とこれをあわせれば、
花巻にかなり安くいけるのではないかと画策しています。


小牧についてからは近鉄で奈良まで帰りました。
せっかくここまで安くあげたのに新幹線を使っては元も子もありません。
名古屋駅の地下で株主優待の一日乗車券を買って急行に乗りました。
千数百円で買えた覚えがあります。

もっとも伊勢中川からは急行に乗ろうとすると
あまりに待ち時間が多くなるため結局有料特急に乗ってしまいました。
さすがにここら辺までくると早く帰りたくなってしまいます。

レンタカー利用法

小学生の頃から鉄道で一人旅をしてきました。
中学生くらいまではただ列車に乗って
車窓を眺めているだけで充分楽しかったのですが、
年を経てご多分にもれず歴史や温泉といった
他の旅のテーマにも重きを置くようになりました。

このような施設は鉄道の駅からは離れたところに
位置するものが多く、公共交通手段だけの利用では
時間的にも肉体的にもかなりの制限を強いることになります。
したがって三十路に達する頃からはレンタカーを
積極的に利用するようになりました。


使うのは主にトヨタレンタカーです。
たいした理由はないのですがトヨタの車は昔から好きですし、
家の車もヴィッツなので乗りなれているということもあります。
そういうわけでほとんどヴィッツを指定しています。
毎年行っている東北の岩手、秋田県下の店舗は
だいたいどこにあるか記憶してしまいました。

いつも相応に新しい車両で整備などは
まったく心配がないところも好印象です。
以前他のレンタカー会社を使ったら使い古された車両で
車内も少し汚れていたので残念に思ったことがあります。


唯一利用法といえるようなものは乗り捨て制度の利用です。
借りた店舗の同一都府県内で店舗に返却しても
料金は変わらないので毎回利用というかほとんど悪用です。

なにしろ秋田県も岩手県もやたらと大きいです。
横手→大館、盛岡→一関、秋田→田沢湖というように
列車で行けば数千円かかってしまうような距離を
この制度を使って稼がせてもらっています。

回送するレンタカー会社の方には申し訳ないですが、
今年(2013年)の夏もこの制度を利用させていただこうと思っています。


最近は安いレンタカーの会社が出てきているようです。
確かに現状の料金に不満がないわけではないのですが、
車は怖いものなので安易には乗り換えられません。
当分はトヨタレンカーにお世話になろうと思います。

2013年7月6日土曜日

北上市内で散策(H24 8/14)

大沢温泉自炊部で連泊なので8/14は
どのようにすごそうかと思ったのですが、
北上市のさくら野百貨店で映画などをみてすごしました。

はるばる東北まで来て
自宅近くのショッピングセンターと大差ないようなすごし方です。
若かりし頃でしたら決して選択しないことですが、
温泉で一人でゆっくりしたいという目的でもあり
前の日までは移動ばかりでしたからこういうのもありと思います。


花巻駅までは宿の無料送迎バスでいけます。
そこから北上までは二駅で230円です。
とはいえ距離は12.5kmもあり、
大阪市内だったら10駅分にはなりそうです。


そこから暑い中10分ほど歩いてさくら野百貨店に行きました。
まず昼食をレストラン街にあるインド料理店で食べました。
インドの方がお店をやっているらしく
ちょっと接客などで危うい点がありましたが、
料理自体はなかなかおいしかったです。
はるばるインドから来てなぜ北上なのか?とは思いました。

それから映画をひとつみて百貨店内をうろうろして
携帯の充電が切れそうだったのでドコモショップにより
また電車に乗って花巻に帰りました。

一人で奈良で休日を過ごすとしても
こんな感じになると思うのですが、
今回は日程に余裕もありましたし、
旅先でゆっくり過ごすいい試みができたと思っています。
今年(2013年)は大沢温泉で3泊する予定なので、
また1日はこんな過ごし方をしようと思います。


宿に帰ってからはオリンピックをみながらのんびりです。
藤七温泉でテレビのありがたみを思い知りました。
みていなくてもテレビをつけっぱなしにしていると
なんか落ち着くというのはなぜなんでしょうね。

温泉巡りから田沢湖経由大沢温泉へ(H24 8/13)

宿で朝食をいただき料金を払い
秘湯を守る会のスタンプをもらおうとおねがいしたところ、
宿の人が「あれ?」と言って困っています。
前日に温川温泉でおしてもらった
スタンプの日付が1日分ずれていました。
じゃあということで藤七温泉の分は次の日にしてもらいました。
柔軟な対応ありがとうございます!


この日は八幡平から玉川温泉付近を経由して
田沢湖でレンタカーでを返し、
鉄道で花巻まで行く予定です。

この行程中にはたくさんいい温泉があるので
どこかで立ち寄り湯に寄ることを考えていました。

ふけの湯は2年ほど前にいったのでパスし、
後生掛温泉に行こうかと思いましたが、
駐車場に入りきらないほどの混雑を目の当たりにしてUターン
数年前にも同じように退散した覚えがあります。縁がないのか…

あとマイナーなところがいくつかあるのですが、
下調べをしていないのでパスして玉川温泉へ、
ここは強酸性の温泉です。
以前同系列の温泉でアトピーのところがひどく痛んだため、
入浴はパスして自炊部の佇まいを見学しただけにしました。
最近は肌の調子も良いのでいつかここも再訪したいと思っています。

で、結局どこにも入らないまま田沢湖近辺まで来てしまいました。
これではいけないので時間的に少し厳しいのですが乳頭温泉郷の
一番奥のほうの蟹場温泉に行きました。

ここの露天風呂は少し宿から離れたところにあり
森の真っただ中にお風呂だけありました。
他に人もいないので、別の温泉に行くことはやめて
ゆっくりつかることにしました。
この時期の日中の露天風呂はアブが気になることが多いのですが、
小雨が降っていたせいかほとんど出てきませんでした。


田沢湖町内でレンタカーを返して
駅まで送ってもらうとかなり雨が強くなっていました。

「こまち」で盛岡にでて花巻まで行き、
この日の宿の大沢温泉に行くだけです。
迷うことが多くて移動ばかりの一日になってしまいました。

2013年7月5日金曜日

三沢経由藤七温泉へ(H24 8/12)

この日はかなり長距離を走ることになります。
十和田湖畔から十和田市内を抜け
三沢市の資料館3つに行きました。

斗南藩記念観光村/三沢市先人記念館
一般的には3つの中で一番地味でしょうが、もっとも面白かったです。
日本初民間洋式牧場を開設したという
旧斗南藩出身である「廣澤安任」にスポットをあてています。

「ある明治人の記録」(中公新書版)を読み
会津藩から移ってきた人々の苦労は知っていましたが、
こういう場でしっかり展示物を読むと身につまされます。
苦しい境遇であろうなかでの偉業に喝采を送りたくなります。

歴史好きの人の中でも特に幕末は人気がありますが、
どうしても「負ければ賊軍」側に興味がいってしまいます。
ネクラだからかもしれませんが、
「坂本竜馬大好き!」みたいな人とは仲良くなれそうにありません。

今は大河ドラマ(八重の桜/新島八重)のおかげで
盛り上がっているかもしれません。
おもしろい企画展などあったらまた行ってもいいかな。


寺山修二記念館
文学関連の資料館は概ね面白く思うのですがここ正直いまいちです。
寺山修二の書いたものそんなに読んでないのですが、
これを機会に読みたいものでもできるかと思いましたがそうなりませんでした。
感性にあわないということなのかもしれません。

三沢航空科学館
前記二つの施設よりはるかに混雑していて駐車場もほぼ満車でした。
個人的には技術的なところの展示を期待していたのですが、
どちらかというと子供向けで料金も高かったです。まあ仕方ないですね。
ちょっと元を取るまでには至らなかったというケチな印象です。
敷地が広く遠くに展示してあった飛行機を
見に行くほどの元気もありませんでした。


八戸あたりから高速道路にのり、八幡平をめざします。
少し無理して遠くまで来たので150kmほど走らなければなりません。
この日は運転しづめで疲れていますが、頑張らねばなりません。

松尾鉱山の遺構をながめながら走り
八幡平山頂に程近い藤七温泉には
それほど遅くない時間についた覚えがあります。

ここは立ち寄り湯での利用はありましたが、
宿泊したのはこのときがはじめてです。
バイキング形式の夕食は特に山の幸がおいしかったですが、
少しにぎやか過ぎて一人ではすごしにくい感じがしました。
また、タイミングが悪いだけの話なのですが、
部屋にはテレビはなくオリンピックがみたかった…
今後は宿泊よりは立ち寄り湯でいいかなぁというところです。

2013年7月4日木曜日

秋田大学鉱業博物館から温川温泉へ(H24 8/11)

寝台特急「日本海」で9時過ぎに秋田着
コインロッカーに荷物を預けて秋田大学付属鉱業博物館に行きます。
阿仁鉱山の資料館の方に教えてもらって以来、念願の場所です。


近代化産業遺産の類は非常に興味をそそられます。
世の中には「廃墟」好きな人が結構いるらしいですが自分もそのクチです。
「鉱山マニアなんです」と友達に言っても絶句されてしまうのですが、
わかる人にはわかるでしょう。もっともわかる人は近くにはいません…

知らないのが普通ですが秋田県は鉱物資源の豊かなところです。
石炭ではなく銀や銅といった希少金属がとれる鉱山がたくさんあり、
阿仁、尾去沢、小坂、院内といった
鉱山の資料館はすでにいったことがあり、
ここが総仕上げという位置づけです。
前年に行こうと思ったのですが、改装中とのことでいけませんでした。

秋田駅からバスに10分ほど乗り、
汗をかきながら坂道を登り博物館に到着です。

もっとも面白かった3階で展示物を食い入るようにみていると
一時間ほど経過していてくたくたになりました。
階下のそれほどでもないところで時間を使いすぎました。
案内をみればわかりそうなものなのに失敗です。
是非また企画展などあるときに行きたいと思います。


秋田駅に戻り、特急「つがる」に乗り大館に向かいます。
お盆休みのピークだけあって入線前のホームに行列ができていました。
昨晩あまり眠れず睡眠不足のうえ大館からはレンタカーなので
やきもきしましたが、何とか通路側に座れて少し眠ったと思います。

駅から数分あるきレンタカーを借りて
十和田湖畔経由で今日の宿の温川温泉をめざします。

廃止になった小坂鉄道の線路跡をみながら走り
小坂町を経由して十和田湖に抜けます。
ここも鉱山で栄えた町で「小坂鉱山事務所」とう資料館や
郷土館は以前行ったことがあるのですが非常に面白かったです。
もう一度行ってみたいのですが
時間が厳しいので今回はパスして先を急ぎます。

発荷峠や湖畔の景色のいいところでとまりもせず
ひたすら走りこの日の宿の温川温泉温川山荘に到着しました。
ここも非常にお気に入りで何回でも泊まりたい宿です。

前回あまりに寒くて入れなかった露天風呂にはいり、
木のぬくもりの素晴らしい内湯にも入りました。
一般的に旅館の食事は量が多すぎて小食の自分としては
量を減らしてその分安くしてほしいといつも思っています。
ここは適量でごはんと味噌汁が美味しく
この点も気にいっている理由の一つです。

テレビでオリンピックをみながらのんびりして
この日は熟睡できました。

2013年7月3日水曜日

大阪府下うろうろ(H24 8/10)

この年の夏もに嫁の帰省にあわせて
自由時間を頂けたので東北に行ってきました。
困ったことに前日に嫁の実家に送る衣類などを宅配便で出すときに
家の玄関のまえで転び膝をけがしました。
少し深い傷で、後々温泉に入るときに難儀することになります。


スタートは大阪発20時38分の寝台特急「日本海」です。
しかし午前中に新大阪駅発の「さくら」で九州に行く
嫁子供を見送らなければならないので半日間が抜けてしまっています。
大阪駅から家までは1時間かかります。
往復するのも無駄なのでコインロッカーに荷物を預けて
時間をつぶすことにしました。
ところが8/10の大阪駅近辺は恐ろしく混雑していてコインロッカーを探すだけで
小一時間徒労を強いられることになります。

まず門真にある松下幸之助歴史館に行ってきました。
創業時の製品である電球用ソケットや自転車用ランプなど
大正時代から昭和初期の庶民の生活が垣間見えて非常に面白かったです。
特に、「ナショナル電気こたつ」(今で言うと電気あんかくらいかな?)
という製品のポスターが気にいりました。
電球のソケットを電源としてコードを伸ばして、
熱くなる部分を布団の中に入れる代物で、
少女が電球のソケットに接続している絵のポスターでした。
このころはいわゆる「コンセント」はなかったのでしょうか。
いかにも危なそうですが「二重安全装置 温度調節自在」なる
記述もノスタルジックです。

前後のスケジュールが厳しく髪を切る時間がなく、
どうしても床屋とお風呂に入りたかったので、
電車で10分程度の距離にある吹田市内のスーパー銭湯に行きいました。
マンガ読み放題の休憩コーナーがあり、
うまく体力を温存して時間を使うことができたのは幸いです。

駅の近くでスパゲティの夕食をとり、ようやく「日本海」に乗車です。
車掌のアナウンスでチケットは完売で寝台の変更はできない旨、
繰り返しアナウンスされていました。

寝台列車では眠れないことが多々あるので、
乗車までの「眠気マネジメント」が重要です。
翌日から車を長距離運転する必要もあることが多いのでなおさらです。
この日も相応に疲れてよく眠れるようスケジュールしていたのですが、
どういうわけかあまり眠れませんでした。
金沢までは確実に起きていて、
富山や直江津あたりは覚えていないので少しは寝たのでしょうが、
羽越本線内も眠れず暗い夜の日本海を眺めていた覚えがあります。

2013年7月2日火曜日

東北→関西復路の検討

嫁と子どもの九州からの帰りが8/15(木)で決定しました。
いろいろ話し合った結果、新大阪からの帰りはしんどいので
夕方5時頃京都に迎えにいくことになりました。

しかし15日まで大沢温泉自炊部は予約してしまっています。
したがって、宿を出て一目散に飛行機で関西に戻らねばなりません。
考えられるのは下記3通り。

JAL 花巻→伊丹
当然一番楽です。しかし現状買えるのは
先得割引の28500円のみです。
株主優待は18700円も満席


FDA 花巻→小牧
小牧から名古屋に出て近鉄特急に乗らねばなりません。
料金は今のところF1ドリームなる券種の21800円
新幹線だとかなり割高なので上記JAL便のほうがましです。
疲れるだろうし時間的にもハラハラしそうです。


JAL/ANA 仙台→伊丹
これは最後の手段です。
ANAの旅割+新幹線でも金額的には変わりません。
8/15だと東北新幹線も混んでいるだろうしだいぶ無理があります。


とりあえずJAL花巻→伊丹の先得割引は「○」印なので、
期限の28日前まで粘ろうと思いました。
JAL/FDAの他の安い券種がキャンセルが出る可能性もあります。


そして、昨日(7/1)の夜、帰宅後に調べるとJALの株主優待で
出てました。キャンセル。しかも5席も!
すかさず予約です。

そして購入までしてしまおうと思ったら
なんか株主優待券のコードをいれろと出てきます。
ん?なにそれ?そんなのあったっけ?
どうも今年に入り優待券が復活して以来そういう仕組みになったようです。
席数は限られるているし何かと使いにくくなっていますね。


今日(7/2)大阪のチケットショップで株主優待券買ってきて
予約と購入が完了しました。
7000円弱でしたがそれでも先得割引より3000円も安いです。

しかしこれで8/12以降の予定はほぼ決まりです。
前半が残っていますのでまだゆっくり計画を楽しもうと思います。


今日(7/2)にもう一度見てみたら、
株主優待のところは「△」マークになっていました。
またキャンセルが出たみたいです。
来年以降もこのパターンは使えそうです。
満席でもあきらめないこと。

寝台特急「日本海」のこと

大阪発青森行きですから、
関西在住の東北好き列車好きには最適の手段でした。
運行している間は毎年でも乗ろうというくらいの気概でいました。

一番最初に縁があったのは平成18年ころ。
大館→弘前間(ちょっとうろ覚え)だけちょっと乗ったものです。
寝台列車ではあるが朝の一定の時間を過ぎると
自由席特急券で乗れる制度を使いました。
空いていたしB寝台の下段で足を延ばして座っているといい気分で、
普通の特急電車よりよほどいいと思いました。


「ちゃんと」最初に乗ったのは平成21年の冬、大阪→青森のの全区間です。
寝台料金のみで10500円するA寝台下段を奮発しました。
すでにこの頃には個室でないA寝台(開放式というらしい)を
連結しているのはこの列車だけで、
この機会を逃すと一生この形態の寝台には
乗れないなと言うことでの決断です。
その時の寝台特急券は大事に机にしまってあります。

大阪を6時前に出て青森に9時前につく
15時間の長丁場でしたが退屈した覚えはありません。
すでに社内販売はなくなっており、
大阪駅でいろいろ買い込んでから乗車しました。

金沢に着くまでに同じ特急の「サンダーバード」に
二回くらい追い越されたような気がしますが、
もう達観していて、そんなに急いでどこに行くみたいな気分でした。

道中はよく眠れて(ちょっともったいない気もしました)、
起きるとすごい大雪の中を走っていました。
寝台に座ってぼんやり雪景色みて遠くに来たことを実感していました。
「きたぐに」の下段は座ると頭がつっかえるので
それに比してかなり楽だった覚えがあります。


それから平成22年の夏、臨時列車となった平成24年の夏に
いずれも大阪→秋田の区間でB寝台に乗りました。
どういうわけかこの二回はあまり眠れず
通路に設置されている折り畳み式のベンチに座り
羽越本線に入った後の暗い日本海を眺めていた覚えがあります。


子どもの頃から憧れていた寝台列車ですが、
相応に乗ることができるような財力と時間ができたころには
需要も供給も完全に衰退した後でした。
車両も老朽化していて、外板は波打ち錆びも目立ちなんとも哀れな感じ。
車内も読書灯がつかなかったり、あまりトイレなどは使いたくないものでした。

それでも最終盤に数回乗ることができて幸せだったと思いたいです。
「カシオペア」「トワイライトエクスプレス」、
今年の秋に運行開始の「ななつ星」といった
「乗ること自体」が目的になる列車は楽しそうですが、
ちょっと別物の様な気がします。

個人的には「サンライズエクスプレス」のようなものが増えてほしいです。
ツアーバスも規制強化で遠距離路線は難しいらしいですし、
JRも考え直してくれないかと期待しています。

2013年7月1日月曜日

福井→東京:紀伊半島一周経由(昭和60年くらい)

これは多分中学生の頃だったと思います。
一人で行ったのか家族で行ったのかは覚えていませんが
とにかく両親の実家に行き東京に帰る過程で
紀伊半島をまわって遠回りをしていきました。
写真も残っていませんし季節も思い出せません。


叔父に岐阜県の白鳥まで送ってもらい
越美南線(今の長良川鉄道)、太多線を経由して名古屋に出てました。
そこから紀勢本線で紀伊半島をぐるっとまわり、大阪の天王寺に着きました。
当時はなぜか憧れていた初めての大阪です。

新宮からは夜行の鈍行列車でした。
昭和58年までは「はやたま」という名称がついた寝台車まで連結した
不思議な鈍行列車でしたが、この時は座席車ばかりの編成でした。

覚えているのは新宮の駅で
当時新発売だったかた焼きそばの様な
カップめんの様なものを食べたこと
天王寺のホームで食べた立ち食いうどんがおいしかったことくらいです。


ここまで全部鈍行列車なのですが、国鉄に関しては全く切符を買った覚えがないので、
「青春18きっぷ」を使ったのだと思います。
どのように1枚か2枚だけ手にしたのかがわかりません。
兄が数枚使って残りをもらったのではないかと思います。
今は一枚の切符にスタンプを押していく形でしたが、
当時は5枚1冊の形式でしたからばらばらにしやすかったのです。


その後、鶴橋まで行き近鉄特急で名古屋に行きました。
このごろは毎月のように乗っている近鉄特急もこの時が初めてでした。

名古屋で半日くらいどこかで時間をつぶして
夜行高速バスのドリーム号で帰りました。

とっとと新幹線で帰ればいいのですが、
なにか惜しいという気持ちがあったのでしょう。
普通列車を乗り継ぐとか中央本線経由で帰るとか、
いろいろ思案した挙句の結論だった覚えがあります。
バスがダメだったら、大垣発の夜行鈍行列車で帰ろうとしていました。


切符は名古屋についてから買ったのですが、
最初満席ですと言われて困った顔をしていると
窓口のおばさんが「あっ一席だけあるよ」といって売ってくれました。

しかし指定された席にいってみると既に座っている人がいて、
車掌か運転手に話すとすぐ別の席に案内されました。
あれは重複して切符が発行された時に
どのように処理されるのかを知っていた
窓口のおばさんの親切だったのかも知れません。


特にどこを見学したわけでもなく
ただ列車に乗っていればよかった頃の記憶です。
よく考えると二泊夜行列車で、
風呂にも入った覚えもなく恐ろしいものです。
今実行したら発狂することでしょう。

2013年6月30日日曜日

急行「きたぐに」のこと

2012年の春に定期列車としての運転を終了し、
2013年の年始を最後に完全に廃止された急行「きたぐに」ですが、
関西に住むようになった2003年以降ずいぶんお世話になりました。

伝統のある急行列車で昭和57年までは大阪と青森を結んでいました。
過去には北陸トンネル内で火災事故をおこしたこともあります。


最初に乗ったのは確か高校生の頃です。
当時は関東在住でしたがどういうわけか新潟に一人旅にでて、
帰りに新潟→直江津間に乗りました。

その後は急行「能登」にのって帰ってきたのですが、
夜中に夜行列車を乗り継ぐなど今ではとても考えられません。
体力的にもそうですが、夜行列車自体がほとんどなくなってしまいました。
お金のない学生ですから寝台車ではなく座席でした。


その次はもう関西に引っ越して以降で、
たぶん5回は乗っていると思います。

そのうち2回は往復「きたぐに」利用の新潟弾丸一人旅でした。
行きは座席で長岡まで行き、温泉、博物館などいって
その日の夜、寝台で爆睡して帰ってきたのですが、疲れがひどく、
翌日は使い物にならず嫁に揶揄されました。

他は東北に行くときに使ったのが主ですが、
朝早く新潟につけるというのは充分な利用価値がありました。

583系という車両が使われており、寝台は3段でした。
これがまた不平等で有名でして、
下段は幅も広く高さも半分くらい使用して悠々とできるのですが
中下段は残りをわける形で起き上がることもできないくらいです。

ちなみに寝台料金は下段が6000円、中上段が5000円です。
ほとんど下段をとることができたのですが、
一回だけ上段になってしまったことがあります。
かなり狭くて難儀しましたが、案外よく眠れた覚えがあります。


そういえば昨年非常に珍しいことに新潟に出張する機会があり
もしも「きたぐに」が定期列車で残っていたら
往路か復路どちらかで利用していただろうにとおもって悲しくなりました。

寝台の下段は広いので子どもと二人で乗って
昔の電車の思い出を残させることを夢見ていたのですが、
重ね重ね残念です。

2013年6月27日木曜日

東北行き:日程検討中その1

今年(2013年)のいわゆる月遅れ盆の休みは
一般的に8/12~16ではないかと思います。
前後に土日がありますので、下りのピークは8/10(土)
上りのピークは8/15(木)のようです。

このピークから少しずらしたいという嫁の意向があり
こっちの日程も合わさざるを得ないので、
8/9(金)~8/15(木)という日程が濃厚です。
ただし8/9(金)は仕事を休めるかが微妙なので
8/10(土)からになるかもしれません。
あるいは9日は半休をもらって夕方発という可能性もあります。

毎年行っている岩手花巻の大沢温泉自炊部は
湯治の人気宿で日程が決まる一ヶ月と少し前には
かなり予約が厳しい状況になります。
で、今年は見込みベースで8/12(月)~8/15(木)の3泊を
5月の上旬に予約してしまいました。

これはちょっと裏目に出ていて
15日は花巻空港からなんとかして
午後に新大阪駅につく「さくら」に乗っている
嫁、子どもを迎えに行かねばなりません。


その他の宿の候補は
・温川温泉/温川山荘(青森県)
・松川温泉/峡雲荘(岩手県)
・滑川温泉/福島屋(山形県)
と、いったところです。ちなみに福島屋は行ったことがありません。
温川山荘が大好きで最優先なのですが、なにしろ遠い…

あと、行きたいところはどこかというと
・米沢/上杉博物館
・鶴岡/藤沢周平記念館
・遠野全般
・小坂町/尾去沢あたりの鉱山資料館
とかなり脈絡なしといった感じ。
上杉博物館は滑川温泉とセットになるかと思うがどうか?


今回は温川温泉を諦めて、
前半は米沢/山形近辺、後半は花巻というのも手かな。
ただし、福島屋の予約状況はかなり厳しそう…

まだまだ検討は続きます。

2013年6月25日火曜日

温川温泉から新潟経由福岡へ(H24 12/30-12/31)

ちゃんとストーブを消して寝たのですが、
明け方5時ころあまりに寒いのでつけようと思いました。
ところが点火の操作方法が分からずちょっとパニック状態
風邪をひいてはかなわないので
厨房まで行って宿の方に点火してもらいました。
(いてくれてよかった…)

ついでに内湯であったまりました。木のぬくもりの素晴らしいお風呂でした。
そういえば昨晩は豪雪のため露天風呂はあきらめてしまいました。
以前来た時、階段が滑りやすくて難儀したのを思い出したからです。
ちょっともったいなかったかな。

朝食を頂き「日本秘湯を守る会」のスタンプを押してもらい出発
このスタンプは10個集めると一泊無料になるものなのですが、
有効期間が最初のスタンプから3年間でなのでとてもムリです。
会員の宿は一泊二食付きで2万円前後がざらなのですが、
この温川山荘はもっとも良心的な値段と言えるでしょう。

レンタカーを返却し弘前から「つがる4号」に乗車
この列車だけ唯一指定席を買っていたのですが大正解で大混雑
乗降客が多くて少し遅れているくらいでした。

その後は秋田から「いなほ」で新潟に向かい
翌日飛行機で福岡に行く予定です。
庄内地方で途中下車を考えていて
鶴岡の「致道館」、酒田の「庄内米歴史資料館」あたりを物色していました。
しかしいずれも過去にいったことがあり、
一番行きたかった「藤沢周平記念館」は年末でお休みなのは調査済で
結局面倒になってそのまま特急で新潟まで行ってしまいました。
どうも旅の後半は何事も億劫になっていけません。

新潟では味気なくビジネスホテルです。
翌日はFDA(フジドリームエアライン)で福岡に向かって終了です。

FDAはこの年の夏に初めて利用したのですが、
おつまみがでたりサービスがよく
LCCほどではないけど安いのでまた利用しました。
ただ予約/購入した後1週間くらいして
特別たたき売りプライスの設定がでていてがっかりしました。


全般に移動ばかりで温泉に入っているか
列車に乗っているかという旅でしたが、
一人で車窓を眺めながらぼーっとするのが目的と言えなくもないので、
充分ではなかったかと思います。

2013年6月24日月曜日

大沢温泉から花輪線経由温川温泉へ(H24 12/29)

朝もう一度温泉に入ったのですが
寝ている間はストーブを消していたせいか体が冷え切っていて、
風呂に向かう途中でぶるぶる震えていました。
お湯に入ってしまえばぽかぽかです。

9時近くまでのんびりして、送迎バスで花巻駅に向かいます。
この後、黒石温泉峡からさらに奥に行った温川温泉に泊まり、
次の日は新潟に出て1泊して福岡に行くという予定です。

当初はこんなルートを考えていたのですが
・仙台→花巻経由→盛岡(JR)
・盛岡→弘前(高速バス)
・弘前→新潟(JR)

すべてJRでの下記ルートのほうが
少し安いので最終的にはこちらです。
・仙台→新花巻→花巻→盛岡→(花輪線)→大館→秋田→新潟
・大館⇔弘前は別で購入

直前まで悩んでいたので切符を買ったのは前の日の仙台です。
マニアックな切符で窓口の女性を戸惑わせたかもしれません。
しかも経由が入りきらないのか
ボールペンで「羽越・白新」って手書きしていました。

盛岡駅でもたもたしていて、
花輪線の乗り場に着いたときにはもう列ができてました。
大館まで3時間弱かかります。
いい席に座れなかったらおおごとです。
だいぶやきもきしましたが、グループの人々が多く
向かい合わせで二人掛けのところに無事座ることができました。

ローカル線は大きな駅から30分も走れば
ガラガラになるものだと思っていましたが、
さすがに年末で終点までかなりの乗車率でした。
安比高原で若いスキー客がおりていましたが、
こんなルートで行く人もいるのですね。

本を読んだりぼんやりと外を見たりしていましたが
3時間はそれほど長く感じませんでした。
窓は気温差で拭いてもすぐ曇ってしまいます。
外の雪景色はそれほど代わり映えのしないもので、
全般にぼやけた印象なのですが
、レールとエンジンの振動が心地よい時間でした。


大館から弘前に向かう途中でレンタカーの店舗から
「今日のご予約は~」と電話がかかってきて
レンタカーで雪道と格闘中に宿から
「今日のご予約は~」とかかってきました。
遅れる時はちゃんと連絡しなければいけませんね。

この日の宿、温川温泉温川山荘は3回目の宿泊で
数年前の冬と同じで他に一組しかお客さんはいませんでした。
雪深い青森のさらに奥のほうなので
冬はそんなもんなのでしょうか。
そういえば宿泊料も冬季割引料金でした。

2013年6月23日日曜日

仙台空港入り大沢温泉(H24 12/28)

この年は曜日の並びから早めに正月休みがとれそうでした。
正月は皆で嫁の実家で過ごすのが通例なのですが、
パパは早めに行っても家の中でゴロゴロしているだけで邪魔なので、
後から行くことを許してもらいました。

いただいた自由時間で東北に行くことにして、
日程は12/28(金)に嫁と子どもを新大阪駅で見送った後
12/31(月)の常識的な時間に福岡につくというものです。
夏にいつもいっている温泉宿に泊まってみたかったほかは
年末で博物館などもお休みだったので漠然と東北を一周する計画になりました。

新大阪で「のぞみ」を見送った後、
階下のバス乗り場に行き空港に向かいます。
渋滞すれば少し時間が厳しいかと思ったのですが、
順調に走り伊丹空港で30分くらいの余裕が持てました。
この新大阪で見送り→空港というパターンはこれからも使いそうなので、
試してうまくいったのはよかったです。


この後、飛行機で仙台まで行きそこから新幹線で新花巻で下車、
そこから温泉の送迎バスで宿に向かう予定です。

予定的にタイトなのは仙台で、
空港に到着後約1時間後の新幹線に乗り遅れると
次はその1時間後になってしまうのでぜひとも間に合わせたいところです。

どうせ宿についてもぼんやりしている間に1時間くらいたってしまうので
どうということはないのですが、
乗り継ぎの時間は異様に無駄と思えてしまうのでついつい頑張りました。

本来は預けるキャリーバックを機内に持ち込み
いつもだったら着陸後も悠々としているところを早めに席を立ち
急いで仙台空港駅に行くと発車3分前くらいだったと思います。
これで無事予定しいた新幹線に乗れました。

年末の下りの新幹線はさすがに混んでいましたが、
ひと駅ごとに空いていき、最初通路側に座っていましたが、
どこかで窓際に移った覚えがあります。


この年は12月から雪が多く新花巻の駅の周りもかなり積もってい
例年だとどのくらいかはわかりませんが雪を踏みしめながらバス乗り場に行きました。
バッグを転がしながら雪道を行くのは短距離でもしんどいものですね。

無事、大沢温泉自炊部に到着
直前に予約したため一番狭い部屋とのことでしたが、取れただけラッキーです。
冬に泊まったのは3年前に一回きりで、そのときは石油ファンヒーターでしたが、
今回は極めて普通の石油ストーブがついていました。
木造の古い建物ですから火事にならないか心配です。

食堂でおそばを食べて、温泉に二回ほど浸かって就寝

2013年6月18日火曜日

関西→東北往路の検討

今年も東北一人旅検討の季節がやってきたので
どのようにいくかを考えなくてはなりません。

予定している宿との関係で、
入り口は盛岡か青森になります。
いまのところ8/10(土)出発の前提ですが、
嫁と子ども二人を新幹線で見送ってその後になるので、
午後の便でないと乗れません。

で、6/18現在で調べてみると

・JAL/伊丹→花巻
先特割引(27500円)も株主優待(18700円)も満席

・JAL/伊丹→青森
先特割引(29500円)はあと1席/株主優待(19450円)は満席

恐れ入りました…
ところで株主優待が先特割引より早く売り切れるってどういうこと?
席数制限を導入したって話があったけどそんな少ないのか…
しかもチケット屋で出回っている株主優待券は10000円くらいするらしい。
使えねー

仕方がないので他の航空会社

・ANA/伊丹(12:25)→仙台
旅割28(24800円)/株主優待(16500円)ともに余裕あり
飛行機もB767で席数たくさんでまだ大丈夫そう。
仙台から盛岡まで新幹線に乗らねばならないので
その分割高で時間かかるが有力な選択肢です。

・FDA/小牧(14:40)→花巻
F2ドリーム(26800円)あと3席/フレックスドリーム(30800円)あと4席

・FDA/小牧(18:15)→青森
フレックスドリーム(31800円)のこりわずか

知る人ぞ知るFDA(フジドリームエアラインズ)ですが、
いままで2回お世話になっています。結構気に入っています。
でも小牧に14時くらいまでにいけるかな?
しかも小牧まで新幹線乗るのか?ちょっと割高に過ぎるな。
空席が残るとバナナ売り系値下げ販売するけど8/10じゃ期待薄
青森便は時間的に使いづらい

と、いうわけでもう少し様子を見ようと思います…


昨年まででしたら
寝台特急「日本海」と急行「きたぐに」という選択肢があったのですが、
今年からは臨時列車のリストからもなくなってしまいました。
完全廃止ということなのでしょうか?
悲しいことです。

2013年6月16日日曜日

一人旅の略歴

最初に一人旅と呼べそうなものは
小学4年生の夏、昭和56年に行ったものです。
当時は東京在住で両親の実家の福井に一人で行きました。

小さいころから列車が好きで、家の近くの線路まで、
上野発着の長距離列車を見に行っていました。
両親との帰省の際には列車で行くにせよ車で行くにせよ
指折り数えてその日を待ち焦がれた覚えがあります。

小学生の間は東京と福井の往復くらいしか一人旅はできませんでした。
中学生になると多少行動範囲が広がり、福井からの帰りに
遠回りをして大阪に寄るなどの試みをするようになりました。

中学3年生の時にあこがれの北海道一人旅に出かけましたが
お金もありませんしホテルや旅館には一人では泊まれませんから、
夜行列車や青函連絡船とユースホステルが主な宿泊場所でした。

その後、高校生、大学生のころには
興味が他に移ってしまい一人旅をした覚えはほとんどありません。


よく一人旅に出るようになったのは就職してからです。
比較的お金に余裕があり、一人暮らしになったため
誰に何もいわれず好きなように出かけることができるようになったことが大きいです。

関西に異動して結婚してからも
嫁に引け目を感じつつも年に1回2回旅に出ていました。
島根県を最後にすべての都道府県を訪れたのもこのころです。

子どもが生まれ、特に二人目ができると旅どころではなくなりました。
唯一夏のお盆の帰省の際は自分以外を嫁の実家の九州にお願いして、
一人旅を楽しむという不文律ができました。ありがたいことです。

最近はようやく子育ても少し楽になり、
条件が少しづつ改善してきています。
昨年(2012年)は年末にも一人旅をさせてもらいました。


旅のテーマは歳を重ねてずいぶんと変わりました。
子どもの頃は列車に乗っていればそれでよかったという感じでした。
就職した後くらいからは街歩きや博物館めぐり(特に歴史系)が好きになり
三十路に達するころには温泉巡りが一番になり今に至ります。

海外は一切なく国内一人旅だけです。
方角としては性格上どうしても北のほうに目が行ってしまいます。
関西に来た頃は行きやすい中四国もたくさん行きましたが、
最近は東北ばかりになってしまいました。
歴史、温泉というテーマだと北海道より東北なんだと思っています。

移動手段としては今でも列車が一番好きです。
しかし関西在住で東北方面の旅に出ようとすると
どうしても飛行機に頼らざるをえなくなりました。
お世話になった急行「きたぐに」、寝台特急「日本海」も今はなく本当に寂しいものです。


今年(平成25年)もお盆の時期に嫁と子どもは九州の嫁の実家にいってもらい
東北方面の一人旅に出たいと思います。